平成11年度見学会


東京電力(株)玉原発電所及びTEPCO電源PR館・奥利根の見学会(99年7月22日) 電気学会東京支部群馬支所では7月22日(木)玉原揚水発電所の見学会を開催した。同発電所は、沼田市と水上町との間の高落差を利用した最大総出力120万kWの純揚水式発電所で、発電時の有効落差518m、揚水時の全揚程559mは世界最大級のものである。参加者は34名であった。その構成は学外会員4名(太陽誘電、綜合警備保障、群馬県東毛流域下水道事務所、東京測器研究所桐生工場)、群馬大学教職員10名、修士学生5名、4年生13名、夜間主コース学生2名である。
 朝8時半に工学部を出発して新前橋駅を経由し、水上へ向かった。帰りは午後6時半に無事大学に戻った。まず、TEPCO電源PR館・奥利根を30分程度見学した。ここでは、揚水式水力発電のしくみを中心に、奥利根の自然と電気のかかわりをアトラクションによって体感することができた。次に本見学会の主目的である玉原発電所を見学した。発電所は上信越高原国立公園に隣接し奥利根観光地帯に位置しているために、自然保護を優先し地下に建設されている。東京電力の専用マイクロバスに乗り換えて、地下にある発電機室や変圧器室等を見学した。実際に回転している水車バーレル回転軸のすぐ近くを通ったときには緊張している者が多かった。
 お世話になりました東京電力(株)氏家委員、山口氏、伊藤氏に感謝いたします。また、群馬大学工業会より平成11年度教育活動支援事業費の補助を受けたことに謝意を表します。
 


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