平成13年度


株式会社 明電舎 

太田事業所の見学会 電気学会東京支部群馬支所では9月25日(火)に株式会社明電舎太田事業所の見学会を開催した。参加者は29名(学生13名、教職員3名、電気学会会員13名)であった。参加人数については、見学させていただく工場の都合により先着30名としたため、少人数での見学会となった。
 見学会は現地集合、現地解散で午後1時30分から3時45分の時間に開催された。事業所長の挨拶の後、ビデオで事業所の説明を受け、2班に別れてマイクロタービンシステムの製造工程と大形、中形発電機・電動機の製造工程の2カ所を見学した。マイクロタービンシステムは分散電源の一つの方法として注目されており、明電舎ではアメリカのCapstone社の製品を輸入し、日本向けにパッケージ化して販売しているとのことであった。出力は30kWで発電効率25%以上の高い発電効率等の説明の後、当日は灯油及び都市ガスを燃焼させる2台のマイクロタービンシステムを実際に稼働させたデモンストレーションがあり、参加者から活発に質問が出されていた。大形、中形発電機・電動機の製造工程では、プレス工程、巻線工程から実際に組み上がった大型発電機の試験施設までを見学することが出来、大変有意義な見学会であった。
 授業では知識として学ぶだけの発電機を実際に見る機会を得、また、発電所の見学会では外の容器しか見ることのない大型の発電機をその内部まで見ることができ、学生諸君にとっては大変有意義な時間となったと思われる。
 最後に、お世話になりました(株)明電舎の山道氏その他関係各位に感謝いたします。


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