平成14年度見学会
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- 東京電力柏崎刈羽原子力発電所見学
電気学会群馬支所では9月25日(水)柏崎刈羽原子力発電所の見学会を開催した。同発電所は,日本海に面した新潟県柏崎市と刈羽村にまたがる敷地に立地し,総出力821万2千kWを有する世界最大の原子力発電所である。ここで作られた電気は首都圏へ送られ,首都圏で使われる電気の約2割をまかなっている。
参加者は28名で内群馬大学の学生が18名,教職員が8名であった。朝8時に工学部を出発して,途中新前橋駅を経由,新潟へ向かった。帰りは午後8時に無事帰校した。見学したのは展示館,及び135万kWの改良型沸騰水型原子炉7号機を中心とする設備で,原子炉,発電機・タービン,中央制御室等である。
群馬支所では,同発電所の見学を1997年7月22日にも行ったが,今回の見学では2001年9月11日の同時多発テロの影響で,これに対する安全対策に重点を置いている点が良く分かった。また,見学会の一ヶ月前ほどから問題となっていた原子力発電所のトラブルに関してシュラウドなどの説明もあり,認識が深まった。
最後に,バス等でお世話になった東京電力(株),同社の岩田氏,入江氏,川本氏その他関係各位に感謝いたします。
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