平成22年度見学会


澤藤電機(株) 本社新田工場の見学会

電気学会東京支部群馬支所では9月16日(木)9時半〜11時半、澤藤電機(株)本社新田工場の見学会を開催した。参加者は21名(群馬県立県民健康科学大学1名、群馬大学教職員5名、学生15名)であった。朝8時20分に群馬大学工学部を出発し、群馬県太田市新田早川町の澤藤電機(株)本社新田工場を見学し、午後は 埼玉県比企郡鳩山町赤沼の(株)日立製作所 基礎研究所を見学した。
澤藤電機の本社新田工場では、まず澤藤電機の会社概要及び製作している製品について説明があった。その後、隣室に移動し、スターター、オルタネータ、小型発電機、車載用の冷蔵庫等の製品を見せていただいた。その後、工場に移動し、金属類の切削から始まり、自動巻き線機によって線が巻かれて行く様子等製品が徐々に作られて行く行程を見学した。学生にとっては普段見ることができない物を見学することが出来、大変有意義であった。
お世話になりました、長田氏、山谷氏、茂木氏、中村氏、中島氏を始め関係各位に感謝致します。

写真題名:澤藤電機の玄関にて


写真題名:澤藤電機での説明風景



(株)日立製作所 基礎研究所の見学会

電気学会東京支部群馬支所では9月16日(木)14時〜16時、(株)日立製作所 基礎研究所の見学会を開催した。参加者は20名(群馬県立県民健康科学大学1名、群馬大学教職員5名、学生14名)であった。午前中の澤藤電機の見学会に引き続き、埼玉県比企郡鳩山町赤沼の(株)日立製作所基礎研究所を見学した。
基礎研究所では、セミナー室に移動し、スケジュールを確認した後、日立及び基礎研究所についての概要が説明された。続いて、量子シミュレーション技術の紹介として、浅利氏による「オリビン正極材料におけるリチウム伝導の第一原理計算」の講演があった。その後、ホールに移動し、基礎研究所に所属している研究者の研究内容に関するポスターを見て回り、光トポグラフィの研究室へ。最後に、別棟に移動し、高電圧電子顕微鏡を見学した。100万ボルトの高電圧電子顕微鏡は現在改修中とのことで、35万ボルトの高電圧電子顕微鏡を見せていただいた。高分解の電子顕微鏡では振動が問題となるため、岩盤があって安定で、且つ高速道路等の交通網から離れた山の中が選ばれたといった説明があった。最先端の技術を拝聴、見学でき、大変有意義であった。
お世話になりました、山本氏、手嶋氏、浅利氏、原田氏を始め関係各位に感謝致します。

写真題名:日立製作所基礎研究所のセミナー室にて


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