平成25年度見学会


日本光電工業(株)および(独)日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所の見学会

電気学会東京支部群馬支所では9月17日(火)8時30分〜17時00分,日本光電工業(株)第一工場,第二工場および(独)日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所の見学会を開催した。参加者は23名(電気学会会員4名,学生16名,教職員3名)であった。  朝8時30分に群馬大学理工学部を出発し,10時から12時,日本光電工業(株)を見学した。第二工場では医療機器用のプリント基板およびAED(自動体外式除細動器)の生産ラインを見学した。その後第一工場までバスで移動し,シェア一位の脳波計や医療用通信機器の生産ラインを見学した。合言葉がQ(Quality),C(Cost),D(Delivery),S(Safety),R(Reliability),E(Environment)で,Quality品質を最も重視して生産しているとの説明があった。高齢化社会で益々重要になってくる医療機器の生産工程を見学でき大変有意義であった。お世話になりました総務部新井芳信氏に感謝いたします。  午後2時から4時まで,(独)日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所を見学した。量子ビームの説明の後2班に分かれて,コバルト60ガンマ線照射装置とイオン照射施設TIARA(Takasaki Ion Accelerators for Advanced Radiation Application)を見学した。ガンマ線照射施設では,水中のコバルト60のガンマ線によって生じるチェレンコフ光というう青白い光が印象的であった。TIARAでは,タンデム加速器,シングルエンド加速器,イオン注入装置の3台を見学した。また量子ビームの色々な応用を知ることが出来大変有意義であった。お世話になりました総務課長飯田達也氏,関係各位および紹介いただきました群馬大学加田助教に感謝いたします。


写真:日本光電工業(株)第一工場にて


参加者の集合写真


見学前の概要説明会

写真:(独)日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所にて


ガンマ線照射施設前での参加者の集合写真


見学中の様子


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